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プライバシー保護データマイニングシンポジウム~フィンテックにおけるイノベーション創出を目指して

2018年10月31日(水)に国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)主催のプライバシー保護データマイニングシンポジウムが開催されます。

詳細は以下の通りですので、ご興味のある方は奮ってご参加ください。

趣旨

複数の異なる業種・組織が有する実社会の膨大なデータを統合して利活用する際に、プライバシー保護やデータ機密性の確保が課題となっています。 例えば、金融業界においては、不正送金のリスクを低減させるために、各金融機関が個別に対策を講じることも重要ですが、 組織横断的に送金履歴などのデータを分析することも有効と考えられます。 しかしながら、プライバシー保護の観点等から金融機関を横断してのデータ共有は難しいのが現状です。

本シンポジウムでは、各金融機関のデータを互いに開示することなく、暗号技術を活用して安全に横断的なデータ解析を行える技術のご紹介等、 本研究課題での進捗状況を報告するとともに、金融分野において不正送金検知や顧客に合わせた金利決定の支援に応用していくなど社会実装を進める上で何が課題になるか、 多くの皆様からご意見を頂戴し、フィンテックにおけるイノベーション創出を目指した次のステップを議論したいと思います。 多くの方のご参加をお待ちしております。

開催概要

【日時】
2018年10月31日(水) 13:00~17:00
【会場】
フクラシア丸の内オアゾ Hall A(東京都千代田区 丸の内1-6-5 丸の内北口ビルディング 16階)
【主催】
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)
【共催】
国立大学法人神戸大学、株式会社エルテス
【後援】
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)、総務省(予定)、金融庁(予定)
【定員】
150名(参加費無料)
【申込方法】
こちらのページ下部、お申込みフォームよりお申込み下さい。
【プログラム】
2018年10月31日(水)
時刻 内容
13:00 開会挨拶
13:10 来賓ご挨拶
13:25 基調講演
「金融分野におけるセキュリティ:高機能暗号や機械学習」
宇根 正志 (日本銀行金融研究所 情報技術研究センター 企画役)
13:50 成果報告
「複数組織データ利活用を促進するプライバシー保護データマイニング」
盛合 志帆 (NICT セキュリティ基盤研究室 室長)
14:15 招待講演
「プライバシー保護データマイニングの法律上の位置付けと展望」
板倉 陽一郎(ひかり総合法律事務所 弁護士)
15:00 招待講演
「分散台帳におけるデータ分析・プライバシー・犯罪対策のトリレンマ」
楠 正憲 (Japan Digital Design株式会社 CTO)
15:25 招待講演
「真のイノベーションには非物理的対処が欠かせない」
大野 博堂 (株式会社NTTデータ経営研究所 ユニット長)
16:00 パネルディスカッション
「プライバシー保護データマイニング技術の実社会での活用について」
【パネリスト】
宇根 正志(日本銀行金融研究所 情報技術研究センター 企画役)
板倉 陽一郎(ひかり総合法律事務所 弁護士)
楠 正憲(Japan Digital Design株式会社 CTO)
大野 博堂(株式会社NTTデータ経営研究所 ユニット長)
佐久間 淳 (筑波大学大学院 教授、理研AIP グループリーダー)
竹之内 隆夫(日本電気株式会社 セキュリティ研究所 主任研究員)
【モデレーター】
盛合 志帆 (NICT セキュリティ基盤研究室 室長)
16:50 閉会挨拶
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