センター概要

設立理念

データに関わる課題解決や価値創造の為のグローバルデータイノベーション拠点

神戸大学では、「学理と実際の調和」を理念として、先端研究・文理融合研究で輝く卓越研究大学として、世界最高水準の教育研究拠点の構築と新たな価値の創造に挑戦し続けています。数理・データサイエンスセンターは、企業や自治体との包括連携や共同研究により社会実装や価値創造を進め、関西地区・兵庫地区・神戸地区でのデータイノベーションを推進します。データサイエンスに基づいた課題解決や価値創造を可能にするデータイノベーションの拠点を構築します。さらに、国内外の研究機関、他大学との連携を進め、数理・データサイエンスの世界的な拠点を目指します。

データイノベーション教育プログラムと人材育成

世界的にデータ駆動型社会の到来が予想される中、学部・大学院における全学的な数理・データサイエンス標準カリキュラムの整備により、様々な分野の学生に数理・データサイエンスの基礎を学び、リテラシーを身に着ける機会を提供します。また、様々なデータを有する企業・自治体からデータの提供や課題を受けて、課題解決型・価値創造型アドバンストプログラムの企画・開発・実施を行い、神戸大学データイノベーション教育プログラムという人材育成の仕組みを構築します。

Society 5.0を支えるデータサイエンス研究

ICT技術の急速な発展により、第4次産業革命が世界的に進み、社会のグローバル化や産業構造の変化が加速しています。我が国における未来の産業創造と社会変革に向けた新たな価値創出の取り組みの中で、世界に先駆けた「超スマート社会」の実現(Society 5.0、特に IoT、ビッグデータ、AI、情報セキュリティ等のデータを巡る技術革新)に向けて、社会実装・価値創造を見据えた基礎研究を推進します。数学・統計学、情報学を基礎とし、人工知能、ビッグデータ解析・情報セキュリティ、マルチメディアデータ解析・深層学習、高性能コンピューティングなどの分野に加え、サイバーフィジカルシステム、金融、マーケティング、医療分野、高齢者医療・介護分野での研究に取り組みます。

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