イベント

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海外協定機関である南洋理工大学(シンガポール)と共同で開催します。このワークショップでは、神戸大学と南洋理工大学の学生が共同でチームを組み、観光都市神戸を舞台にした様々な観光ルートを模索していきます。
ワークショップ初日は、データの取り扱い方や分析手法についての講義を受け、チームの編成を行います。その後は、チーム単位で適宜ミーティングを行いながら、観光ルートについての検討を行い、プレゼンテーションの準備を行います。最終日はチームごとにプレゼンテーションを行います。

このワークショップでは、南洋理工大学の学生と同じチームでやり取りをしながら進めていくため、英語でのコミュニケーションが中心です。しかも対面ではなく、オンライン上でやり取りを重ねながら一つの結果を導き出すという難易度の高いワークショップですが、必ず自分の力となりますのでみなさんの積極的な参加を心よりお待ちしております。不安な点や確認したい点などございましたら、お気軽にCMDSまでお問合せください。

講義概要

【日程】
10/20(火)・10/29(木)
※ワークショップ自体は10/20、10/29の2日間のみの開催ですが、10/20~29の間に適宜チーム内でデータ解析・ミーティングなどを行っていただきます。
※ワークショップの出席は全員出席を求めますが、途中のスケジュールに関してはチームに委ねます。
【対象者】
神戸大学の全研究科の修士、博士課程学生 南洋理工大学の学生
※学部生であっても、チャレンジしてみたいと思う方はCMDSへご連絡ください。
【募集人数】
10~15名程度(※応募者多数の場合、選考を行う場合があります。)
【表彰】
奨励金:優秀な発表をした上位10名へ奨励金を支給します。金額は一人20000円(日本円)とします。
参加賞:ワークショップ参加者全員
【注意事項】
英語でのコミュニケーションが中心となります。
【共催】
School of Computer Science and Engineering,Nanyang Technological University
神戸市
独り立ちデータサイエンティスト人材育成プログラム(DS4
数理・データサイエンスセンター
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プログラム

DAY1(10/20) DAY2(10/29)
09:30-09:45 Welcome message 09:30-09:45 Presentation rule announcement
09:45-10:00 Team forming 09:45-10:45 Team presentation + Q&A
10:00-10:45 Lecture1(1) 10:45-11:00 Break
10:45-11:00 Break 11:00-12:00 Team presentation + Q&A
11:00-11:45 Lecture1(2) 12:00-13:00 Lunch Break
11:45-12:30 Lecture2(1) 13:00-14:30 Team presentation + Q&A
12:30-13:30 Lunch Break 14:30-14:45 Break
13:30-14:15 Lecture2(2) 14:45-15:00 Participant voting
14:15-14:30 Break 15:00-16:00 Committee evaluation
14:30-15:15 Lecture3(1) 16:00-17:00 Wrap up and ceremony
15:15-15:30 Break
15:30-16:15 Lecture3(2)
16:15-16:45 Data orientation
16:45-17:45 Team planning

講師

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開催報告

2020年10月20日と10月29日の2日間で、"Global Data Challenge Workshop ~Design Optimal Sightseeing Routes in Kobe~"をzoomやSlackなどのツールを用いたオンライン形式で開催しました。

開催風景1

このワークショップは神戸大学と南洋理工大学の教育連携の一環であり、神戸市や独り立ちデータサイエンティスト人材育成プログラム(DS4)にも共催いただく形で、今回初めて開催しました。
グループ内で英語で議論をしながらデータ分析を進める必要がある、非常にチャレンジングな内容のワークショップに対し、神戸大学の学生は学部1年次生から博士課程後期課程の2年次生まで、様々な学年から合計6名参加し、南洋理工大学の学生と合わせて9名の学生が参加してくれました。

開催風景2

1日目は、神戸市の松崎太亮氏による神戸市の状況の説明や、南洋理工大学のRui Tan先生、Cheng Long先生によるUrban Computingに関する講義を受けた上で、2日目までの分析の方針に関する議論をグループ内で行いました。1日目から2日目までの間に、Slackや様々なWeb会議ツールを活用し、グループ内で議論・分析を進め、2日目には各グループが分析結果の発表を行いました。また、発表内容を踏まえ、各グループの成果に対してBest Project賞、Best Tactics賞、Best Endeavor賞の表彰を行いました。

開催風景3

終了後のアンケートでは、参加者の平均評価が4.5でした【1(不十分)から5(大変満足している)の5段階】。オープンプロブレム(open problem)、チームワーク(teamwork)、データ解析(data analysis)は最も役に立つ内容と評価されている他、チームメンバーと英語でのコミュニケーションから良い刺激を受けた、ワークショップ中に様々なオンラインツールを使用したことは貴重な経験になった、などの声もありました。

開催風景4

今回のイベントの開催にあたり、学生の学びを奨励するため、数理・データサイエンスセンター教育研究支援基金でご支援いただいた寄付金を奨励金・参加賞として使用させていただいています。ご寄付いただいた方には改めて御礼申し上げます。

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