第1回DX特別経営セミナー
「デジタルトランスフォーメーションが創る未来と戦略」~産官学連携のKOBEモデルの構築~
※セミナー延期のお知らせ※
10/12に予定しておりました「第1回 DX特別経営セミナー」ですが、大型の台風19号の接近が予想されており、ご来場される皆様の安全を考慮いたしました結果、やむなく延期とさせて頂きます。
事前にお申込みいただいた皆様にはご迷惑をお掛けいたしますこと、またセミナー開催直前のご案内となりましたことを、心より深くお詫び申し上げます。
セミナー概要
デジタル・IT技術の急激な発展と浸透により、世界的な産業構造、社会構造の変革が起こっています。このデジタルトランスフォーメーション(DX)が神戸や関西圏にもたらす未来を見据えて、産業界、自治体、大学でビジョンを共有し、経営改革や人材育成で連携するKOBEモデルを作るべく、各界の方にお集まりいただき、特別セミナーを開催します。


- 【日時】
- 2019年10月12日(土) 14:00~17:00(受付開始 13:30)
- 情報交換会 17:00~18:20
- 【会場】
- 神戸学院大学 神戸三宮サテライト(ミント神戸 17階)
- 神戸市中央区雲井通7丁目1-1
- 【対象】
- DXに関心のある企業・自治体・大学等の経営層・管理職層
- 【定員】
- 80名(一般募集枠 40名)
- 【参加費】
- 無料(情報交換会は有料、参加費は5000円)
- 【主催】
- 一般社団法人デジタルトランスフォーメーション研究機構(RIDX)
- 神戸大学 数理・データサイエンスセンター
- 株式会社日本総合研究所
- 【共催】
- 神戸大学、神戸商工会議所
- 【後援】
- 神戸市、兵庫県、神戸学院大学、兵庫県立大学、NPO法人 現代経営学研究所
- 【申込方法】
- こちらのページ内のお申込みフォームよりお申込み下さい。
- 【プログラム】
2019年10月12日(土) | |
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時刻 | 内容 |
13:30~14:00 | 開場、受付 |
14:00~14:15 | 開会の挨拶 齋藤 政彦(一般社団法人RIDX 代表理事)・武田 廣(神戸大学 学長)・神戸市 |
14:15~15:15 | 【基調講演①】 デジタルエコノミーと経営の未来 三品 和広(神戸大学 大学院経営学研究科 教授) |
15:30~16:20 | 【基調講演②】 DX化の鍵:データサイエンス・リテラシー 樋口 知之(中央大学 理工学部経営システム工学科 教授、前統計数理研究所 所長) |
16:20~16:35 | 【プレゼンテーション①】 神戸データサイエンス操練所 小澤 誠一(神戸大学 数理・データサイエンスセンター 副センター長) |
16:35~16:50 | 【プレゼンテーション②】 企業におけるDX人材育成と『KOBE×DXプロジェクト2019』 國澤 勇人(株式会社日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門 マネジャー) |
17:00~18:20 | 情報交換会 ■挨拶:渕崎 正弘(株式会社日本総合研究所 取締役会長) |
講演情報
基調講演①:デジタルエコノミーと経営の未来

- 【講演概要】
- クラウドの進化により、一昔前はユビキタスコンピューティングと呼ばれた世界がいよいよ大衆層まで降りてきました。それに伴い、米国ではたとえば百貨店業が立ち行かなくなっており、経済の隅々まで激変が起こるであろうことは想像に難くありません。今回の講演では近著をベースに、企業経営に及ぶ変化を見通してみたいと思います。
- 【講演者略歴】
- 三品 和広(神戸大学 大学院経営学研究科 教授)
- 1989年ハーバード大学文理大学院博士課程修了後、ハーバード大学ビジネススクール助教授、北陸先端科学技術大学院大学助教授などを経て、2004年より 神戸大学大学院経営学研究科教授。専門は経営戦略・経営者論。『デジタルエコノミーと経営の未来』(山口重樹と共著、東洋経済新報社、2019年)等、著書多数。2004年『戦略不全の論理』(東洋経済新報社)で、第45回エコノミスト賞、第21回組織学会高宮賞、第5回日経BP・BizTech図書賞受賞。
基調講演②:DX化の鍵:データサイエンス・リテラシー

- 【講演概要】
- 従来の企業における研究開発は、シーズ(新規技術)からニーズ(消費者)にいたるPDCAサイクルを順推論で回す方式がほとんどであった。ところがビッグデータの登場とAI技術の革新的進歩により、ニーズからシーズへ至るルートをつくれる企業が存在感を増している。このようなデータ駆動型研究開発が成功するためには、DX化への積極的な投資とデータサイエンスに対する十分な理解が必要である。本講演では、データ駆動型研究開発におけるTIPSと人材の育成策について私見を述べてみたい。
- 【講演者略歴】
- 樋口 知之(中央大学 理工学部経営システム工学科 教授、前統計数理研究所 所長)
- 1989年東京大学 大学院理学系研究科 博士課程修了後文部省統計数理研究所に入所。2011年~2019年3月まで情報・システム研究機構理事 統計数理研究所長。2019年4月から中央大学理工学部教授。一般社団法人データサイエンティスト協会理事。日本学術会議の数理科学及び情報学分野の連携会員でもある。専門はベイジアンモデリング。
プレゼンテーション①: 神戸データサイエンス操練所

- 【講演概要】
- 数理・データサイエンスの基礎をしっかり学び、そのうえで,本物の社会課題に紐づいた本物のデータを使った真剣勝負で「本物の実力」を身につける。そういった「尖ったデータサイエンティスト」を少数精鋭で育成する仕組みを神戸大学に作ります。意識の高い学生や社会人を分野不問・学年不問で募集して、これまでにないアプローチで実問題に取り組む、新しい共同研究の在り方をご提案します。
- 【講演者略歴】
- 小澤 誠一(神戸大学 数理・データサイエンスセンター副センター長)
- 神戸大学大学院工学研究科修士課程修了後、1998年博士(工学)取得、神戸大学大学院工学研究科准教授を経て、2011年より同大学院教授。機械学習、セキュリティ、プライバシー保護データマイニングなどの研究に従事。International Neural Network Society 副会長(会員担当)、Asia Pacific Neural Network Society 副会長(財務担当)、日本神経回路学会 国際理事、IEEE Trans. on Neural Networks and Learning Systems, IEEE Transaction on Cyberneticsの編集委員などを兼任。
プレゼンテーション②:企業におけるDX人材育成と『KOBE×DXプロジェクト2019』

- 【講演概要】
- 企業がデジタルトランスフォーメーションを推進する上では、AIやデータサイエンスなどに知見を有する人材の確保・育成のみならず、こうした技術と事業を組み合わせることができる人材の育成が不可欠です。今回のプレゼンテーションでは、企業におけるDX人材育成の重要性をふまえながら、産官学連携で人材育成に取り組む意義ならびに「KOBE×DXプロジェクト2019」の概要についてご紹介します。
- 【講演者略歴】
- 國澤 勇人(株式会社日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門 マネジャー)
- 株式会社日本総合研究所に入社後、企業法務全般 (契約審査、個人情報保護、コンプライアンス啓蒙、紛争対応等)、人事全般(特にIT・デジタル事業領域の採用、人材育成、産学連携施策の推進等の各種施策)を担当。現在は同社リサーチ・コンサルティング部門にて、人事戦略立案・人事制度構築、人材採用戦略立案・採用施策推進、教育体系構築・各種教育プログラム作成、デジタル人材育成、デジタル経営のための組織改革、役員マネジメント、産学官連携推進等のコンサルティンティング業務に従事。