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木村建次郎教授(数理・データサイエンスセンター)が世界で初めて確立した散乱トモグラフィ理論とそれを用いた技術が読売新聞(2019.10.16)5面に掲載されました

木村教授の研究グループおよび神戸大発スタートアップ(株)Integral Geometry Scienceが、マイクロ波を使った乳がん画像診断装置を開発しました。
木村教授らは未解決問題"波動散乱の逆問題"を解析的に解き、乳がん検診を革新する世界初の画像診断システム、マイクロ波マンモグラフィを実現。微弱な電波によって乳がんを可視化するマイクロ波マンモグラフィは、従来技術では画像化が不可能だった高濃度乳房の腫瘍も診断可能な新技術として注目されています。
2020年までに厚生労働省へ薬事申請し、製造販売の承認を目指します。

読売新聞 2019年10月16日(水) 第23917号 5面
『体内透視 命救う数式 痛くない乳がん検査機器に応用』

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