リテラシーレベルの教科書「データサイエンス基礎」を2021年3月19日に発行しました

新しいデジタル社会に対応した人材育成のための「数理・データサイエンス・AIモデルカリキュラム」を踏まえたリテラシーレベルの教科書「データサイエンス基礎」を発行しました。
様々なデータを適切に読み解き,分析する力を身につけられるように,まず,私たちの生活のなかでビッグデータやAI技術がどのように活用されているかを紹介したのち,各種データの扱い方や表現方法,Excelの操作等を身近な例を使って説明し,データ解析の基礎となる確率と統計や,AI技術を支える機械学習について具体的な例を用いてわかりやすく解説しています。
さらにデータを扱う際の留意点やデータに関する法律,倫理,個人情報保護の考え方についても述べ, AI技術の進展や実社会でどのように応用されているか等,最先端の話題にも言及しています。
文系・理系を問わず、数理・データサイエンス・AIの基礎を学ぶことが大学・高専における新しい教養となりつつあるこれからの時代において、この本が一つの道しるべとなれば幸いです。ぜひご一読ください。
- 書籍名
- データサイエンス講座1「データサイエンス基礎」
- 著者名
- 齋藤政彦・小澤誠一・羽森茂之・南知惠子 編
- 目次
- はじめに
- 第1章 社会におけるデータ・AI利活用
- 第2章 データリテラシー
- 第3章 データ・AIを扱う上での留意事項
- 第4章 確率と統計
- 第5章 実践データサイエンス(機械学習)
- 第6章 社会における数理・データサイエンス・AI(1)―機械学習の現在・過去・未来
- 第7章 社会における数理・データサイエンス・AI(2)―ビジネスにおけるデータサイエンス
- 第8章 社会における数理・データサイエンス・AI(3)―人工知能技術と社会実装の取り組み
- おわりに
出版社関連リンク
- 出版社
- 株式会社 培風館
- ISBN
- 978-4-563-01610-4