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附属中等教育学校の生徒が数理・データサイエンスセンターを訪問しました

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ISLP国際統計ポスターコンテスト「International Poster Competition 2020-2021」において、Younger age division部門で1st prize(世界1位)を獲得した附属中等教育学校の小川さん、山本さん、脇坂さんが、10月8日、数理・データサイエンスセンターの齋藤センター長を訪問し、受賞の報告を行いました。訪問には、附属学校部の岡部部長、附属中等教育学校の井上校長、林教諭が同行し、センターからは小澤副センター長が同席しました。
齋藤センター長より受賞のお祝いの挨拶の後、生徒から受賞内容についての発表がありました。今回の受賞内容は、スポーツの試合におけるホームスタジオでの勝率が気候や観客の応援と相関があるかどうかを調べたものです。内容発表の後、今回の受賞を振り返り、学校で学年を超えた生徒同士の交流があることや様々な貴重な機会が提供されていること、コンテストに応募するにあたり教員からの後押しがあったことへの感謝と、今後挑戦したいことなどの発表がありました。その後、教員より、なぜホームアドバンデージに着目をしたか、世界のコンテストへの応募に気負いはなかったかなどの質問や、次の課題への気づきに対する評価のコメントなどがあり、和やかに懇談がすすみました。
附属中等教育学校は、2020年度、文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定され、「生涯を通じて新たな価値を創造し続ける文理融合型人材の育成― Education for 2070 ―」を研究開発テーマとして教育活動を進めており、そのひとつとして学校設定科目「データサイエンス(DS)」を開講するなどの取組みを行っています。
数理・データサイエンスセンターでは、附属中等教育学校との「高大連携事業」として、神戸大学の開講科目である総合科目Ⅱ(データサイエンス基礎)への生徒の受け入れを行っています。また、センター教員による附属中等教育学校生徒へのPython講習会や、「中学生・高校生データサイエンスコンテスト」の共催等を行っており、今後も高大連携の取組みを進めていきたいと考えています。

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